2011年5月10日火曜日

震災から2ヶ月

震災から2ヶ月、被災地から遠い者にはあっという間の2か月。
凍てつく避難所で過ごした方にとっては、どう感じられたのだろう?

思えばこの2か月、被災地から元気だのパワーを貰ったのは我々“非”被災者であったように思う。
世界のメディアが絶賛した被災者の民度。1,000カ所以上に及ぶ被災箇所をわずか50日で復旧してみせた、超人的な新幹線の保線スタッフ。放射線に臆する事なく原子炉に立ち向かった消防庁、自衛隊、”フクシマ50“の面々。連休をボランティアに活動に充て、泥にまみれる一般人などなど…。
真っ黒な津波が引いた後に現れたのは、燦然と光り輝く名もなき日本人の姿であった。ひょっとするとマルコ・ポーロが記した「黄金の国ジパング」とは、彼が聞き及んだ日本人の姿なのではないか、そんな想像までしてしまった。

メディアは「がんばろう東北」とか「被災者の皆さんに元気を!」なんて事を流しているけれど、被災者は家を失い職場も失い、或は家族まで失い、まさに「身一つ」で助かったワケだ。いったい何をどう頑張れというのか。
今、頑張らなければならないのは、被災者からパワーを貰った我々非被災者である。日本を持ちこたえて被災者に生活の基盤を提供する、それしかない。

仕事頑張ろ…。

2011年4月2日土曜日

ただちに××する必要はない…??

ただちに××する必要はない…??

すさまじい震災が起こった。犠牲者や被災者の皆さんに、まずはお見舞い申し上げます。
akのような貧乏人は、日々働くしかやできる事がないのが歯がゆい…。

それにしても、もう地震から3週間経つというのに、未だに被災者に援助物資を届けられないというのはどういう事なのか。いわき市などには大量の物資が届いているのに、うまく輸送できていないようだ。
おそらく政府は何をどうしたらいいのか、この時期になってもわかっていないのだろう。だから“とりあえず”参与や即席大臣を次々に任命している。

報道から推測するに政府は、未だ避難所がどこに何か所あって、それぞれに避難民が何人いるか、把握できていないのではないだろうか。この後手後手の状況を打開するには、まず偵察機を飛ばすなり、自衛隊のバイク部隊を使って、まだ把握していない避難所や道路状況を調べなければならないだろう。状況を把握していないのに適切な対処などできる訳がないのだ。

福島の原発周辺はさらに悲惨なようだ。屋内待避地区を設けたのはいいが、外部から物資が入らなくなり、まさに兵糧攻めの状態にある。
「家の中に留まれ」というなら物資は供給すべきだし、物資を入れられないのなら住民は餓えてしまうのだから、強制的に避難させなければならない。そのどちらも政府はやらないし、さらに「自主避難」を求める地域も出たとか出ないとか。
被災者を兵糧攻めにする政府って、他にあるのか…。

この政府の無責任さを端的に表すのが、福島原発に関連して枝野官房長官が連発する「ただちに避難の必要はない」「ただちに健康に問題はない」という言い方だ。
「水道水から基準値を超える放射性物質が検出されたが、ただちに健康に問題はない」のだそう。なるほど、ではいつまで飲み続けたら健康に問題があるのか、明日なのか1ヶ月後なのか、1年後なのか、そこは言わない。健康被害が出たら「全く問題がないとは言っていない」という訳だ。

テレビに出てくる解説者という人たちの言い方もひどい。
キャスター「では先生、この値はどの程度危険なんですか?」
解説者「○○シーベルトといいますと、だいたいレントゲン撮影○回分くらいです。」
“どの程度危険か”という問いに対して、“レントゲンと同じ”とか“CTと同じ”という答えは、答えになっていない。政府の言う事が意味不明な以上、視聴者は“危険度”を知りたい訳だ。キャスターも突っ込んで聞かないのが腹立たしい。

1999年に「東海村JCO臨界事故」という原子力事故があった。16〜20シーベルト(ミリもマイクロもつかない)の被曝をした作業員2名が亡くなったのだけれど、亡くなったのは2ヶ月半と7ヶ月後だ。被曝直後の作業員は強く日焼けした程度で、比較的元気であったそうだ。つまり医療関係者が見ても“ただちに”重大な健康被害は見受けられなかったという事らしい。
しかし残念ながら両名とも苦痛のうちに亡くなってしまったのだ。

「“ただちに”問題はない」という言い方が、いかにいい加減なの言い方であるかわかってもらえると思う。政府がこんな言い方をするから、ミネラルウォーターの買い占めや、関東脱出のようなパニックが起こるのだ。
地震直後の国民の落ち着きぶりは、海外のメディアがこぞって賞賛していた。正確な情報を知らせれば、日本人は落ち着いて行動する事ができる。台風、豪雨、豪雪、噴火、日照り、竜巻、冷夏…数年のうちに世界の天災のほとんど経験する日本国民を、政府はもう少し信用してもいいのではないかと思う。

2011年2月24日木曜日

ニュージーランドで地震!

ニュージーランドの地震の話題。
テレビやYouTubeで現地の映像を見ると、神戸や新潟に被害があったようで、日本人も連絡の取れない方が27人いるらしい。ご無事を祈念するばかり。

規模はマグニチュード6.3だそうで、日本じゃ別に誰も驚かないんだけど、震源が地下5kmと浅かったのが悪かった。いわゆる都市直下型というヤツか。

NHKのラジオを聴いたら、ニュージーランドの耐震基準は地域によって違っていて、クライストチャーチの規定は、首都に比べると半分程度しかないんだそうな。確かに崩れた建物を見ると、ほとんど鉄筋が露出していない。これじゃ倒壊するのは当然だ。

日本じゃ1978年の宮城県沖地震の時に、ブロック塀がたくさん崩れたんだけど、積み上げたブロックの中の鉄筋が貫通していないという手抜き工事が問題になった。NZは地震国らしいけど、30年前の日本を見ていなかったのかな?

日本では地域主権論議が盛んだけど、地域に任せる部分と、国として統一基準を作らなきゃならない部分を、キッチリ見極めないといけないってことなんでしょうな。